
2006.05.01 茶臼岳を登る(その1)
市内ドライブだけではGWとしては悲しいので、せめて隣町まで行こうか(笑)ということで茶臼岳に登ってまいりました。
■茶臼岳への道

さて散財のあとの貧乏ドライブは、清々しいほどにお金は使わず、ゆるゆると進んでいく。空模様は筆者の財布の中身のように翳りのある不透明感でいっぱいである(なんだそりゃ)。
本来なら背景に山を背負っているはずの遠景も、御覧の通りでほとんど視界が効いていない。

途中、放牧された牛をみる。ウシ〜ヽ(´ー`)ノ

…が、それでも湯本の温泉街あたりまでくると山頂が見えてくる。五月晴れには程遠いけれども、残雪を眺める程度に視界が通るなら、まあ来た甲斐があろうというのものだ。

有料道路を登って大丸温泉付近までくると、笹原で覆われた山の中腹に雪のマーブル模様が見えるようになった。
■ロープウェイ山頂駅〜山頂まで

そんな訳で、ヌルい登山なのでロープウェイでいきなり9合目まで登ってしまう。茶臼岳から見る朝日岳稜線は、ちょうど残雪がうまい具合に残っていた。

今日は視界が3〜4kmといったところだろうか。天候がいまひとつのためか、GWの最中なのにあまり観光客は登ってきていない。

見下ろすと、ボルケーノハイウェイが残雪の笹原を縫っている様子が見渡せる。いつもなら日が高くなると渋滞の車列で埋まってしまうところだが、今日はスッキリした風景だ。

ともかく、山頂に向かって歩き出す。

高度を上げていくと、朝日岳〜赤面山の稜線の重なりがよく見えるようになった。ここは下地が笹原の緑色なので雪とのコントラストが非常にイイカンジになる。これで天候が快晴ならいうことがないのだが…(^^;)

溶岩ドームを登り切って、ようやく山頂がみえてきた。
<完>